
僕が座右の銘にしているのが、「男子三日会わざれば刮目してみよ」という言葉です。 聞いたことある人はいますか? 知らない人の方が多いかもしれませんね。
意味は言葉の通り、
「三日も経つと男(人)は成長しているものだから、
三日も会わなければ注意してしっかり見なさい」ということ。
三国志時代の呉の孫権に仕えていた呂蒙という武将が、
自身の変化に驚いていた魯粛という人物に言った言葉です。
僕が座右の銘として大切にしているのは、実は違う解釈からです。
この言葉の本質は違うところにあると思っています。
「三日会わなければ相手は成長しているから、油断せずにしっかりみなさい。」の意味には、
「三日も会わなければ相手は変化しているもの。」という大前提が隠れています。
つまり、“三日もあれば人は変われる”と言っているのです。
スポーツをしていたからわかるのですが、
短期間で変化を起こすことは本当に難しいものです。
変化が訪れる大抵の場合は長期間継続してやり続けた時です。
ただ、こう言った場合の変化というのは、
目に見える変化や結果につながる大きな変化のことではないしょうか。
大きな変化だけにフォーカスしていると変化しないことに焦りや苛立ちを感じ、
変わらない現状を仕方ない受け止めて、人はすぐ努力しなくなります。
だからこそ、短期間で細かく変化することにフォーカスを当てた方がいいです。
実際のところ大きな変化を細かく見ていけば、細かい変化の集合体ですからね。
「常に短期間で自身にどんな変化を与えることができるか、考え行動する癖をつける。」
それがやがて大きな成功に繋がるんだと僕は思っています。
そういう意味で、「男子三日会わざれば刮目してみよ」を座右の銘として大切にしています。